配当金で不労所得を得てFIREするなどの言葉を聞いたことがあるでしょうか?
株を持っていると年に一回か二回配当金がもらえる場合があります。
安い株で配当金が沢山もらえたらうれしいですよね。
難しいことは抜きにして、初心者が初心者に向けて簡単に説明したいと思います。
株には配当金がもらえる株がある
配当金はその会社が決めることなのですが、配当金無しから配当金の高い会社様々な会社が上場しています。
株価も違えば配当金も違うので、株を大量に買えば配当金も沢山もらえると短絡的に考えてしまうと、元手の資金がいくらあっても足りません。一般的な感覚ではなるべく出費を抑えて貰えるものは多く貰うこう考えるのが普通です。
配当金は会社の売上から株主に還元されるものです。そもそも売上が少ないので株主に還元まで手が回らないよという会社もあります。
高配当株とは株価に対して配当金が多いもの
株価も違えば配当金も違う中で横並びで比較できる「配当利回り」というものがあります。
配当利回りは 配当金(年間) ÷ 株価 × 100% で計算できます。
例えば、
A社:配当金=10,000円、株価=300,000円 だとすると、配当利回りは 約3.3%になります。
B社:配当金=8,000円、株価=200,000円 だとすると、4%になります。
結果的にB社の方が配当金低いですが、効率の良い配当金のもらい方になります。
こんなメンドクサイことをしている暇は無いので、証券会社の情報を活用します。
SBI証券の画面ですが、TOYOTAの情報です。予想配当利回りは2.34%とでています。
株価は日々変わるののですから株価が下がったところで買えば配当利回りも高くなります。
配当金の推移も重要
株価が下がったところで買い時なのですが、株価は上がったり下がったりするのも、その都度配当金も上がったり下がったりしているとなかなか買いづらくなります。理想は年々配当金を増やしてくれる会社です。ちなみに年々配当金を増やすことを増配と言います。
業績が厳しいときも配当金を頑張ります。さらに業績が良くなったら配当金増やします。このように株主に優しい会社を選ぶことも重要なポイントです。
そんな情報もここで検索すればすぐにわかります。IRバンク ⇒ https://irbank.net/
さらに、利益に対してどのくらい配当金に回しているのかをみる「配当性向」も重要です。
こちらもSBI証券のTOYOTAの情報です。一番最後に配当性向が出ていますね。利益に対して30%前後株主に還元しています。
こちらの数値が100%超える会社もたまに見かけます。利益のすべて又はそれ以上に配当金を支払っている場合です。財務上その年だけ利益が落ちて来期は利益回復しますよ。だったら良いのですが、何年も続いたら会社はつぶれますよね。
財務も余裕がある中で配当金払っていますよ。という会社なら会社の心配も配当金減る心配も少ないですよね。
先ほどのIRバンク ⇒ https://irbank.net/ でも確認することができます。
高配当株の選び方
まとめですが、安心して長期保有できて安定して配当金がもらえる(もしくは年々増えていく)株を選んで買いましょう。
- 配当利回りは良いか
- 過去に減配はしていないか、さらには増配しているか
- 財務は安定しているか
- 配当性向は高すぎないか
深堀していくともっと色々見るところがありますが、初心者には上記を抑えておけば、失敗しない高配当株を見出すことができると思います。
配当金目的の為日々の株価は気にせず、少しづつでも持ち株を増やし、淡々と配当金をもらい続ける。
忙しいサラリーマン向けのほったらかし投資に最適です。