この章から順に勉強していきましょう。覚えておいた方が良いポイントのみに絞って書いていきます。
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「FPが守るべき倫理」
- 顧客利益の優先
- 守秘義務の厳守
- 説明義務
- 顧客の同意
これらが文章になって出題されます。
あと、FPができること、してはいけないこと。
が出題されます。
平たく言うと専門家の領域に踏み込んではいけません。
専門家とは弁護士・税理士等などです。
一問か二問必ず出るのですが意外と悩ましいです。
文章読解力!?も試されるのでひっかけに注意しましょう!
ライフプラニング
キャッシュフロー表の穴埋めをしなければなりません。
変動率
現在の資産が何年後にいくらになっているか?
n年後の額=現在の額×(1+変動率)n
具体的に言うと現在500万円給与所得あります。
定期昇給で毎年1%増えていきます。
3年後の所が空白です。
500×(1+0.01)3
で計算できます。
この計算式は忘れても500万円から1%づつ3回計算してもOKです。
ちなみに、収入は「可処分所得」で記入します。
多分ここはあまり気にしなくてもいいです。
可処分所得は簡単に言うと手取りです。
年収から所得税・住民税・社会保険料を引いた額になります。
バランスシート
シートの仕組みは覚えるしかないのですが、
表の左側は資産、右側は負債と純資産が入ります
資産と負債は時価(現時点での価値)で記入するという
ルールがありますが、試験では気にしないで良いです。
左側の資産には預金類・株式・生命保険・不動産などが入ります。
右側の負債は住宅ローンなど
右側の純資産は資産から負債を引いたものになります。
結果、シートの左側の合計と右側はの合計は等しくなります。
バランスシートは必ず左右が同じになります。
バランスシートは簿記を勉強したことがある人は簡単ですね。
関係ありませんが私は簿記勉強中です。
6つの係数
最初の山場です。
少なくとも私は初見でしたのですべて暗記する必要がありました。
ここで挫折する人も多いとか。。。でも何とかなります!イメージが大切です。
- 終価係数
- 現価係数
- 減債基金係数
- 資本回収係数
- 年金終価係数
- 年金現価係数
名前とイメージが一致すれば覚えやすいのですがこれがなかなか・・・
ただ、試験では係数早見表や使用する係数は問題に記載されているので
どの係数を使って計算するかがポイントになります。
終価係数 = 最終的にいくらになるか
《例》100万円を年利2%で複利運用すると5年後いくらになっているか。
【解】100×終価係数=答え ←(年利2%のn年後は表が問題にあります)
現価係数 = 今いくら必要か
《例》年利2%で複利運用して5年後に100万円にする為には元本はいくら必要か。
【解】100×現価係数=答え ←(年利2%のn年後は表が問題にあります)
減債基金係数 = 毎年いくら積み立てればいいか
《例》毎年一定額を積み立てながら、年利2%で複利運用して5年後に100万円にしたい。 毎年の積立額はいくらか。
【解】100×減債基金係数=答え ←(年利2%のn年後は表が問題にあります)
資本回収係数 = 現在の元本を複利運用しながら取り崩す場合の毎年の受取額(利息を含めた毎年の元利均等返済額の計算です) ややこしい!
《例》100万円を年利2%で複利運用して5年間で取り崩したい。毎年いくら受け取れるか。
【解】100×資本回収係数=答え ←(年利2%のn年後は表が問題にあります)
年金終価係数 = 毎年の積立金を複利運用していくと、最終的にいくらになるか
《例》毎年100万円積み立てて年利2%で複利運用する。5年後にいくらになっているか。
【解】100×年金終価係数=答え ←(年利2%のn年後は表が問題にあります)
年金現価係数 = 毎年目標額受け取るためには現在いくら必要か
《例》年利2%で複利運用して5年間にわたって100万円づつ受け取りたい時の元本はいくら必要か。
【解】100×年金現価係数=答え ←(年利2%のn年後は表が問題にあります)
お疲れさまでした。色々とゴチャゴチャになっていると思います。
試験では《例》の問いに対してどの係数を使えばよいかがポイントです。
それぞれの係数は問題に記載されているので、この係数だと思う係数に
100かけてください。出てきた答えが問題文に対して妥当なのか検討する
と正解率は上がります。肌感で多すぎるなとか少ないなと思ったら、別の係数で計算して妥当な数値を見つけるのも試験でのテクニックです。