米国の指標と日本の指標で初心者はまず世の中の動きを知ろう

金融基礎知識

代表的な米国と日本の指標の説明をまとめました。ニュースとかでもよく聞くワードです。先ずはこれを理解しつつ、さらにこれを根幹に興味のある指標に手を伸ばすのもいいかと思います。生かすも殺すもあなた次第!

S&P500


ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している約500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものです。
米国株式市場全体に対し約80%の時価総額比率を占めているので、全米代表の選ばれし500銘柄で構成されています。

NYダウ


ダウ・ジョーンズ工業株価平均のことで、アメリカ各業種の代表的な30銘柄により構成され、
構成銘柄はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社により選出されています。
一番古くからある指標です。

NASDAQ(ナスダック)


世界最大の新興企業(ベンチャー)向け株式市場であり、日本でいうグロース市場のような位置付けです。

NASDAQ総合指数とは、ナスダック市場に上場する約3,000以上の銘柄全てを時価総額加重平均で算出した数値のことです。

NASDAQ100指数とは、ナスダック市場に上場している企業のうち時価総額と流動性の大きい上位100銘柄を時価総額加重平均で算出した数値です

2010年頃から圧倒的な成長率をしめしています。


S&P500やNASDAQ総合指数は時価総額の大きな銘柄(大型株)の値動きの影響を受けやすいといった特徴があります。
一方、NYダウは30銘柄の平均をベースとしているため、株価が高い銘柄(値がさ株)の影響を受けやすいという特徴があります。


日経平均株価

日本経済新聞が選出している上場している約2000社の中から選ばれた225銘柄の株価の指数。 日経225とも言ったりします。日本の代表する株価指数。

一年に一回入れ替えがあります。

株価の高い銘柄の影響を受けやすい。

TOPIX

Tokyo Stock Price Indexの略称で上場している約2000社の時価総額から割り出しています。

日経平均より日本全体の動きが見えてくる指標です。

時価総額の高い銘柄の影響を受けやすい。


日経平均株価は米国で言うNYダウ

TOPIXは米国で言うS&P500みたいな感じです。