今年も早いものでもう終わってしまいます。金融的には激動だった気がします。
素人の私が乗り切れる訳もなく、買っては下がるのでナンピンで凌いだ一年でした。
おかげで?今年の始めに買った高値も大分低い値になってきました。
この仕込みが来年以降花開くことを信じて、今年の振り返りをおこなっていきます。
日経平均
年初から12/28日中までのグラフです。
29000円超から始まり最終的には26000円台
上がったり下がったりのBOX相場でした。
最安値はロシアのウクライナ侵攻からのエネルギー不安による25000円割れでした。
年初来から10%程度の下落
NYダウ
こちらは米国ニューヨークダウの年初来推移です。グラフは12/27までです。
米国も年初から下がり続けて36800から33200まで下がっています。
こちらは政策金利の引き上げによる影響で株価が変化しています。
9月最終日が最安値で物価上昇の抑えや金利の上昇緩和などで10月以降反転しています。
年初来から10%程度下落
S&P 500
S&P500の推移も掲載します。米国の代表する500社の指数です。
NYダウよりもETFや投資信託で人気ですが、きっちり下降トレンドでした。
4800からの3830まで下落。最安値は10月半ばの3577。
チャートだけでもまだ下がりそうな感じですね。物価が下落の兆候もあり、
政策金利の上昇も緩やかになってきました。
次のステージは景気が悪くなりはじめ、政策金利を引き下げる時期が来るので
そのタイミングで株価は上昇すると言われています。
ここで注意が必要なのは景気=株価では無いということ。株価はマーケット参加者の
思惑で動いてしまうからです。
年初来から20%程度下落
ドル円
恐ろしく動いたのはドル円です。
115円近辺で3月まで推移していましたが、FRBの利上げと共にドルの価値が上がっていきます。
10月半ばまでに150円一歩手前まで上昇。円安の影響で輸入品の高騰、アメリカに旅行に行けば
全ての物が円換算で激高。一昔前のアジアに旅行に行って物価が安いな~と感じた逆。
外国人旅行者にしてみれば日本は物が安いな~と感じるはず。
為替は特に将来が読みにくい(ほぼ読めない)のでどうなるかはわかりませんが、
日米の金利差が大きく開いているのは事実。ドル買いになるところですが、為替は難しいですね。
暗号資産
最後は全く興味も知識もない暗号資産です。何かと話題になっていたので取り上げてみます。
青がビットコイン、黄色がイーサリアム。
年初からどちらも60%の下落
FTX破綻のニュースも大きく取り上げられていました。あの大谷選手がアンバサダーを務めていた
とか、要するに広告塔ですね。他にも有名スポーツ選手を広告に使っていた為、話題になりました。
新興国では暗号資産は使い勝手が良いらしく、暗号資産がこれからどうなるかは注目はしておきたいところです。
まとめ
敢えて一番を決めるなら、投資や金融に関係ない人も影響を受けた円安でしょうか。
賃金は相変わらず上がらず。取られるものは取られ、さらに一時的とはいえ物価の上昇。
金融緩和を実施し続けても景気が良くならない日本。先の投稿のように新NISAで
かなり思い切ったことをしてきましたが、それはもう自身で資産を増やしてくれとのサイン。
賃金は増えません。税金はこれから増やします。投資は有利にしておくからみんな頑張って。
そんな風に受け取ったのは私だけでしょうか。
しかし、日本に住み続ける以上どうしようもありません。自分の身は自分で守るしかありません。
とはいえ、先の事は誰もわからないので、2023年を期待して資産形成を頑張りましょう。