FRB
The Federal Reserve Boardの頭文字をとったものです。
日本語では「連邦準備理事会」となります。
日本でいう日本銀行で米国の中央銀行です。
ちなみに一番偉い人は「パウエル議長」です。
その前は「イエレン議長」でした。
さらに前は「バーナンキ議長」私はこの辺までしかわかりません。
FOMC
Federal Open Market Committeの頭文字をとったものです。
日本語では「連邦公開市場委員」となります。
FOMCは中央銀行のFRBやその他によって米国の政策金利を決める会合。
この政策金利は「フェデラル・ファンド金利」(FF金利)とも言います。
よく0.25%の利上げとか0.75%の利上げとかニュースで聞きますね。
それを決めているのがFOMCです。
FOMCの役割は物価と雇用の安定です。お金の流通量を増やしたり、
減らしたりして
うまいことやっていこうということです。
CPI
消費者物価指数のこと。
都市部での「商品」「サービス」の総合的な価格を指数化したもの。
この指数はインフレの重要な判断材料になります。
コア指数は「食品」「エネルギー」を除外したもの。
ちなみに日本では
CPI総合
コアCPI(生鮮食品を除く)
コアコアCPI(さらにエネルギーを除く)
があります。ややこしいですね。
9月発表の米国CPI総合は8.3%、日本は3.0%前後です。
ちなみに安定した物価は2%台と言われています。
米国が異常に高いのが分かります。日本も高めなのですが、
これは円安による輸入品の価格高騰の為一時的なインフレと言われています。
PPI
生産者物価指数のこと、卸売り物価指数とも言います。
こちらもCPIと並びインフレの重要な判断材料です。
製造者の販売価格の動向をみた指数
一般的に消費者物価指数よりも生産者物価指数のほうが景気を反映させるのが
早いと言われています。
ISM製造業景気指数
企業の購買担当者に新規受注や在庫、生産、雇用、入荷状況などの項目を
アンケート調査し、これを基に算出する景況指標です。こちらも先行指標となります。
景況感を0~100で表し、50ポイントを上回れば景況感が良く、下回れば景況感が
悪いと判断しています。
まだ53ポイント前後で推移しています。
まとめ
これら以外にも指数的なものがあるのですが、大きなところを紹介しました。
様々な指標を元にFOMCの会合で政策金利の調整をしています。
そのことにより米国株や為替の変動が起きてきます。
なので、指数が発表されるときやFOMCがある日は要注意です。
大波に巻き込まれないよう波が来そうなときは静観できるような余裕と、
情報力で資産を守る防御力を高めなければなりません。!