少子化対策を今後3年で集中的に強化するため政府は、新たに年間3兆円程度の財源確保を検討しています。
お子さんがいらしゃる方は朗報です。
児童手当
現在の児童手当
0歳児から中学校卒業までの児童を養育している方への手当です。
基本的には
0から2歳が一律月15,000円
3歳から小学生で第1,2子は月10,000円、第3子以降は月15,000円
中学生は一律月10,000円
が現在支給されます。
出生時や転入時に住所地の市区町村で申請手続きをしなければなりません。
今後の児童手当
来年度から3年間の加速プランによると
3歳から小学生の第3子以降で倍の月30,000円
さらに18歳まで月10,000が支給されるようです。
後は所得制限撤廃なども盛り込まれます。
育休・時短勤務
育休時の給付率
最大手取りの8割程度から10割へ引き上げ
時短勤務の給付は無しが給付有りへ
育休や時短でも手取りの給料が変わらなくする方針が、2024年度から3年間で具体化予定。
出産費用
2023年4月から子供1人につき50万円が支給されます。(以前は42万円)
2023年1月から出産・子育て応援交付金10万円の給付
さらに、2024年以降には出産費用に公的保険が使えるようになる予定です。
教育費・その他
奨学金
大学の教育費負担軽減として、授業料後払い制度と奨学金制度の充実が検討されています。
医療費
現在は小学校入学前までの医療費は自己負担がありません。小学生からの医療費は自治体によって負担割合が異なります。
今後は小学生以上の医療費助成を増やす方針。
住宅
子育て世代の住宅費負担軽減で公営住宅を優先で借りれる、家の金利の低減なども検討されているようです。
保育
保育所を利用しやすくや保育士の処遇を改善して保育士を増やすそうです。
まとめ
今年の始めに発表された「 異次元少子化対策」
まだ、検討中の項目もありますが、今後徐々に決まっていくものと思われます。
3兆円をどうやって捻出するのかが注目です。増税では意味が無いですものね。